前回は、「赤ちゃんの肌荒れの原因」について話しました。
あなたの赤ちゃんの肌は大丈夫?
自己流でお手入れしていませんか?
自己流でも肌荒れが治っているのならいいですが、間違いだらけだと大変なことになりますよ!
肌荒れの跡が残ったり、アトピー性皮膚炎の引き金になってしまします。
今回は、「赤ちゃんの肌荒れの対策」を中心に簡単ケアについて話していきます。
是非、参考にしてください。
目次
肌荒れの予防策
赤ちゃんの肌は、とても薄くて少しの刺激にも敏感に反応してします。
肌荒れの原因
生後2ヶ月頃まで→乳児脂漏性湿疹・皮膚の油成分が多い
2ヶ月を過ぎると、大人の約半分位まで油成分がなくなります。
・水分を保つことができない
・乾燥して肌荒れをおこす。
「赤ちゃんの肌荒れの種類と原因」について詳しく話していますので、参考にしてください。
肌荒れのできやすいところ
また「よだれ」「ミルク」「離乳食」で汚れやすいのでどうしても、肌荒れを起こしやすいです。
また、通気性が悪いオムツの中の「お尻」オムツのゴムがあたる「足の付け根」「ウエスト周り」も肌荒れしやすくなります。
赤ちゃんのクビレは、汗が溜まりやすく肌荒れします。
肌荒れには乾燥が対敵!
室内の湿度を50~60%に保つ
乾燥には、保湿が一番の予防策ですよ!
加湿器があるのであればいいのですが…なくても大丈夫!
・エアコン以外の暖房機器を使う(ホットカーペット、オイルヒーター、石油ストーブ)
・霧吹きをする(室内に)
・湯気の出る料理をする
・観葉植物をおく
・窓や床を水拭きをする
・おおきい器にお湯を入れてお(洗面器など)
まだ、動かないでベビーベットにいる赤ちゃんなら、あまり危険なものはないですね。
でも、あまり湿度を気にしすぎて過湿になると、部屋の中にカビが発生するので適度に換気をしてください。
赤ちゃんは、大人が思う以上に汗かきですから、すぐに布団とベットにカビが発生しますよ。
加湿器を使うなら、お手入れしないとダメです!
フィルターに水垢、カビが発生します。
そのまま使い続けると、悪臭と部屋中がカビだらけに…😢
・2週間に1回はフィルターを水洗いする
1.軽く水洗い
2.バケツなどに洗剤(クエン酸)をぬるま湯にとかし、部品を入れて2~3時間つける
3.汚れが落ちたのを確認したら、水道水でよく水洗いをする
毎日タンクの水を取り替えるだけで、水道水に含まれている塩素で1日は、除菌効果が保てます。
赤ちゃん肌荒れ対策
赤ちゃんの肌が荒れてしまったら…
ホッペや口の周りが赤くなってくると、痛々しいですよね。
そんな時は、優しく汚れを拭いて「保湿クリーム」を塗りましょう。
清潔と保湿
肌荒れ対策の基本!「清潔と保湿」
肌の汚れや刺激になるものを洗い流すことです。
まずは、お風呂に入りましょう。
出産した時に入院していた病院で指導があったと思います。
沐浴(もくよく)の仕方とか、オムツ交換の時のケアなど一通りの説明がありましたよね。
そのことを思い出しながら参考にしてください。
お風呂

温度は、温めの38°~39°
長湯はNG!
1ヶ月検診が終わったら一緒に入りましょう。
ちなみに、私の子どもは退院後すぐ位からお父さんと一緒に入っていました。
それでも大丈夫ですよ。
たまに手が滑って湯船に潜らせていました。(笑)
滑らせないためにも、大き目のガーゼ地の布で赤ちゃんの体を包んでお風呂に入るといいですよ。
・ヘアーシャンプーとボディソープは別々に揃える
・「手」で洗う
頭の洗い方
体の10倍の皮脂腺があるので、他の部分より皮脂汚れが溜まります。
- よく泡立て指の腹で優しく洗います。
- すすぎは、弱めのシャワーでシャンプーの成分が残らないようにキチンと洗い流します。
- 耳に水が入らないか気になるところですが、耳をふさぐと鼓膜に負担がかかるので、そのまま流しても大丈夫です。
体の洗い方
クビレの洗い残しに気をつけてください。
- 頭同様泡立てて、手のひら全体で優しく洗います。
- 首、お腹、背中、股の間、クビレ部分全てを洗います。
- 弱めのシャワーで泡が残らないように、よく洗い流してください。
顔の洗い方
ボディソープで洗います。
- こすらないで泡で包み込むように汚れを落とします。
- 手で洗ってあげます。
- Tゾーン、小鼻などは汚れが溜まりやすいので、しっかり洗いましょう。
- 弱めのシャワーで思い切って顔にかけて洗い流します。
*赤ちゃんは、羊水の中にいたので、顔にかかっても大丈夫です。
*手で洗うのは、スポンジやガーゼでは赤ちゃんの皮膚には刺激が強すぎるので、手で優しく洗ってください。
保湿
・汗やよだれを拭いたあと
・お風呂のあと
・オムツを取り替えた時
・お出かけする前
顔の塗り方
- 保湿剤(クリーム状)を額、鼻の頭、頬に点々とつけて、円を描くように優しく塗ります。
- 小鼻のわき、耳の裏にも塗ります。
- 乾燥しやすい目の周り、口の周りにも塗ります。
体の塗り方
- 体全体に保湿剤(クリーム状)をマッサージするように手のひらで塗ります。
- クビレ部分、首、足のつけ根、脇の下など皮膚を伸ばしながら塗ります。
- お尻は、オムツかぶれしやすいのでキチンと塗りましょう。
頭の塗り方
- 頭皮は、べとつきのないローションタイプを使いましょう。
- 髪の毛を分けながら、指の腹で優しく塗りましょう。
あせもやオムツかぶれにベビーパウダー

あせもやオムツがぶれは、赤ちゃんにはつきものです。
あなたも使ったことがあると思います。
「ベビーパウダー」
あせもやオムツがぶれの予防によく使われていますが、使い方を間違うと肌荒れを悪化させてしまいます。
・肌がこすれる部分の摩擦を防ぐ
ベビーパウダーのつけ方
①キレイの肌につける
お風呂上りに体の水分の取ってから、保湿クリームを塗ってからあせもやオムツなど気になるところにつける。
②つけすぎない
白さが残らないくらいに薄くつけます。
クビレなどに白く残らないようにしましょう。
③パフはきれいに
パフが汚れたら洗うか交換します。
お尻用と分けて使いましょう。
④パタパタつけない
パフで押さえるようにしてつけます。
手にパウダーをつけて両手ですり合わせて、手のひらでつけるのもいいですよ。
オムツ交換の時に、お尻をの汚れを拭いておしりふきできれいにした後にも、お尻全体につけてください。
生後まもない赤ちゃんは、1日に何度もオムツ交換をします。
その度にキチンとケアしてあげないと、すぐに肌荒れをしてしまいますよ。
頑張ってください!
赤ちゃんが肌荒れになったら
どんなに予防してもやはり肌荒れは、避けて通れないところもあります。

色々試してみても良くならないときや、「どうしよう!」と迷った時は、生後1ヶ月以内なら出産した「産院」に相談してみてください。
診察してくれたり、アドバイスをしてくれますよ。
肌荒れだからといって、すぐに「皮膚科」はダメです。
まずは、「産院」「小児科」で診察を受けて下さいね。
大抵の肌荒れならみてくれます。
他には、住んでいる所の自治体で「子育て支援センター」(地域によっては名称が異なります)「保健センター」などに相談することをお勧めします。
電話でも大丈夫ですよ。
初めての赤ちゃんの時は神経質になりがちです。
先輩ママに聞いてみたり、ご近所のおばちゃんに頼るのもいいですよ。
もちろん、あなたのお母さんに相談するのもいいでしょう。
まとめ
今回は、「赤ちゃんの肌荒れの対策」を中心に簡単ケアについて話してきました。
いかがでしたか?
少しは、参考になりましたか?
そして、「誰かに相談したくても誰もいない」そんな時は、コメントをください。
一人で悩まず、周りの人を頼ってくださいね。
あなたの大切な赤ちゃんが、いつもニコニコしていられるようにしてあげましょう。
コメントを残す