赤ちゃんの肌って、スベスベで本当にきれいですよね!
思わず頬ずりしたくなります。
今回は、ふっくらモチモチしている赤ちゃんの肌について話していきたいと思います。
赤ちゃんの肌はとても綺麗で、とてもデリケートにできています。
そんなデリケートな赤ちゃんの肌は、つねにトラブルと隣り合わせなんですよ。
今回は、あなたの大切な赤ちゃんの「肌荒れの原因」について話していきたいと思います。

目次
赤ちゃんの肌は大人と違うの?
そもそも肌についてあなたはどのくらい知ってますか?
肌とは、どんなもの?
肌はそもそも「臓器」なんですが、そういわれても何となくイメージができませんよね。
・温度調節機能→体温を一定に保つようにする
・知覚機能→痛い、冷たい、熱いなど感覚
・保湿機能→紫外線や乾燥など刺激に体内の水分を保つ
・免疫機能→細菌などを排除する
・経皮吸収機能→表皮や毛穴を通して薬剤を吸収する
普段触れている肌は、大人で約2mmです。
その2mmが、外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層からつくられています。
その皮膚の中に「血管」「リンパ管」「皮脂腺」「汗腺」で機能しているんですよ。
すごいことですよね!
このバランスが崩れると体調が悪くなったり、肌が荒れてしまいます。
あなたも経験ありませんか?
「胃」「腸」の調子が悪いと吹き出物ができたり、風邪をひいたときなどに「顔色が悪い」とか言われたことあるでしょう。
お医者さんも始めに見るのが「顔色」です。
赤ちゃんの肌の特徴
赤ちゃんの肌はどうなんでしょうか?
また、4ケ月を過ぎるころには、お母さんにもらった肌の免疫力がなくなって、大人の1/3位の厚さになってしまいます。
大人の体と同じ数の汗腺が小さい体にあるので、たくさんの汗をかきます。
生後2~3ヶ月ころまでは、お母さんのホルモンの影響で皮脂の分泌量がおおいので、それほどの乾燥肌ではないのですが、3ヶ月を過ぎるころから皮脂量が減少してカサカサ肌になってきます。
大きく分けてこの3個が、赤ちゃんの肌の特徴になります。
余談ですが、お母さんの免疫力は凄いです。
生まれたての赤ちゃんは、お母さんからの免疫でまもられていますが、成長するにしたがって徐々に自分で生きていく力を付けていくんですよ。
お母さんの免疫力とは?
お母さんの胎盤から栄養や免疫をもらって育っていきますよ。
生まれてから生後6ヶ月ころまでは、大きな病気にかからないのは、お母さんの免疫にまもられているからですね。
また、母乳で育てられた赤ちゃんは、感染症(インフルエンザ、肺炎、虫垂炎など)かかりにくいと言われています。
しかしその頃には、赤ちゃん自身が少しずつ免疫をつくりはじめます。
赤ちゃんの肌荒れと原因
赤ちゃんの肌は薄くデリケートですよ!と、先ほどはなしました。
そのデリケートな赤ちゃんの肌にトラブルはないほうがいいですよね。
でもなかなか思うようにはいかないようです。
少なからず、トラブルはつきものです。
そんな時、どんな肌荒れがあって、その原因は何なのか?知っていれば少しは心強いですね。
乳児湿疹・症状と原因
「乳児湿疹」は病名ではありません。
赤ちゃんの肌によくできる湿疹のことをまとめて呼んでいます。
新生児の「ニキビ」のようなもので、痛みや痒みはありません。
この湿疹は、生後1ヶ月くらいを境に徐々になくなります。
生後2~3ヶ月頃までと言われています。
かゆみをともないます。
あせも(汗疹)
首、手足のくびれや脇の下、背中やおしりなど汗の溜まりやすいところに、かゆみを伴う赤い湿疹ができます。
オムツ皮膚炎(オムツかぶれ)
悪化すると皮がむけて血がにじんだり、その傷から感染症にかかることもあります。
オムツの中は通気性が悪いので蒸れからのかぶれもおこります。
接触性皮膚炎
よだれの刺激による接触性皮膚炎になります。
また、指しゃぶりや、コブシしゃぶりなどでよだれが口の周りによだれがつくことも原因になります。
アトピー性皮膚炎
考えられるものとして
・ダニ
・ハウスダスト
・ペット
・汗やよだれ、食べこぼし(ミルクや離乳食)
などと言われています。
・痒みを伴うときの見分け方は、赤ちゃんがふとんに顔をこすりつけたり、抱っこした時にしきりに顔をこすりつけたりします。
・痛みを伴う場合は、機嫌が悪く、ぐずったり泣いたりする事が多くなります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、赤ちゃんの肌荒れについて話してきました。
可愛い赤ちゃんには、ニコニコしていてほしいですよね。
原因を知ることで、防ぐことができることも有ります。
それでも、完全に防げないことも、、、
一度荒れてしまった肌に対してどうすればいいのかは、たとえ親であってもとても難しいことだと思います。
そんな時は症状が酷くなってしまう前に専門のお医者様に診ていただくのが安心ですね。
忙しい日々を過ごし、なんだかバタバタと時間が過ぎていく日常の中で赤ちゃんはまさに天使のような存在ですよね♪
赤ちゃんの笑顔で今日も楽しい1日を送りましょう。
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